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2015年7月24日 (金)

アルバム「4Flusher」  スガシカオさんの楽曲解説  その 2 あなたの好きなアルバムは、なんですか?

アルバム「4Flusher」Q&A
夜中に、改めて聞き直した
「4Flusher」が、あまりにも感動した勢いで
このアルバムを語るスガシカオさんの言葉を
ブログに残しておこうかと思いました。
 
リプライいただいた方、ありがとうございました。
集計とるってこともないのですが
「CLOVER」「SMILE」「FUNKASTiC」
みごとに、、バラバラで
それだけ、それぞれ名盤なんだなって思った次第。
 
新しいアルバムのリリースの前に
また、アルバムごと、聴き返すきっかけにでもなったら幸いです。
 
 
▪️概要から
Q: 今回は、タイトルの他にも、
これまで頑なに守ってきた”スガ シカオならでは”
の小さなルールをことごとく破っていますよね!?
それはどうしてですか?
たとえば、あまり使わなかった英語のフレーズを
”ドキュメント2000”
”SPIRIT”などで合いの手のようにして使用してますし、
また、いままでは10曲ずつだった収録曲が今回は
11曲になっていますよね。
 
シカオさん
A:英語は、極力使わない、メドレーはやらない、
生バンドには、支配させない、リミックスはやらない、
レゲエやラテンのリズムアレンジをイージーに使わない、
ピアノでバラードはやらない
他にもありますが、自分に課していたルールは
たくさんあります。なぜ?っときかれると
いちいちくだらない理由があるのですが、
今作は「寄り道ついでに、開き治って自由にやってみるか」
という具合に、ルールをどんどん破ってみました。
さすがにリミックスはやりませんけど。
聴く側には、こういうルールはあまり関係ないというか、
「あぁ、そうだったんだ」くらいの意味合いだと思いますが、
創ってる方は、このこだわりで結構もめることが多かったりします。
 
Q:このアルバムで、何を世の中に突きつけようとしたのですか?
 
A:世の中に突きつけようなんて思ってもないですよ。
ただ、恋愛ばかりにスポットを当てるのが嫌いなだけです。
ぼくは恋愛のためだけに生きてるわけじゃない。
生活の中には人とは関わりあいがあり、感謝があり、
憎悪があり、人の死があり、誕生があり、
そして恋愛”も”ある。
そうゆうバランスで詞を書いています。
 でも、ポップソングに歌われるテーマに
限界や規制などはないとももちろん思ってます。
詞というのは、”ぼくが、わたしが、思うこと”であって、
基本的に”不正解”はないし、
間違えた結論を胸をはっていいきっても構わない、
ポップソングの詞に正解を求めすぎるとつまらないと思ってます。
まぁ、でもどんなテーマを書くにせよ、つまらん詞は、書きたくないですね。
つまらん物を書くんだったら、当たり障りのない恋物語をおとなしく書いてた方がましかな。。
 
▪️楽曲解説 (1.4.9.11)
 4曲だけとりいそぎ。。
 
1.かわりになってよ
Q.この歌は、性的な温もりに対する”体温”に対する欲求を
歌ったもののような気がするのですが、、。
歌の中でラブストーリーを展開させたいのではなく
SEXについて歌いたいのでは?
現在、日本のポップスでSEXを歌うアーティストって
スガシカオ以外には皆無のような気がしますが、
なぜ、そんなにSEXや”体温”にこだわるのでしょうか?
 
シカオさん
A:"体温に対する欲求”は、ドンピシャって感じです。
この曲は、「性的敗北」へのプロローグとして
創りました。SEXそのものの描写には、
あまり興味がない。
とにかく相手の女性が誰であれ、行為がどうであれ、
もっと奥の方にある”性”を書きたいと思っています。
ぼくは、女性ではないので、女性のせいにについては
解りかねます。
言ってしまえば、男性の”性”ということになるのかもしれません。
この曲での”性”の象徴は、”体温”として
現れているのだと思います。
そして「性的敗北」では、その”体温”さえもない
心の奥の方の”性”にスポットを当てたかった。
歌の中でラブストーリーを展開させるというのは、
言ってしまえば、ポップソングの正当的な発想ですよね。
だからぼくの歌をその正解に当てはめて聴いたら
ものすごく低温でわがままで、気持ちの悪い男の寂しい歌・・
ということになるのでしょう。
でも、ここまで状況を限定しないと、常識や理性が入り込んでしまって
”性”そのものにスポットが当たらないと思うのです。
 
4.AFFAIR
 
Q.この曲は、1stアルバム以前の作品とのことですが、
それをどうしてこの4枚目に収録しようと思ったのですか?
そして、この4年の歳月がもたらした、
この曲の変化とは?
また、この歌にはどのくらいのドキュメンタリーが
含まれているのでしょうか?
非常にリアリティがあるのですが、もしこれが
半分以上つくりものだとしたら、スガシカオは、本当にペテン師です。
 
シカオさん
A:アルバムをバンドでやろうということになって、
最初にセッションしたのが
この曲と、「SPILIT」と「青白い男」の3曲でした。
デビュー前に作って
今まで 20回以上のあレンジを繰り返し、
一回も歌入れまでに届かなかった「呪われた曲」(スタッフ談)
だったのですが、
バンドでスタジオに入って最初のセッションでこの形ができてしまいました。
今までぼくがやってきた20回ものアレンジは、なんだったんだろう。
たぶん、この曲は、バンドの”あいまいさ”が必要だったんです。
歌詞やメロディにいちいち反応して、みんなでモタったり走ったり
デジタルにはない人間臭さ。
いつものスタイルでアルバム制作に入っていたら、
間違いなくまたボツになっていたと思います。
 ドキュメンタリー性についてですが、
誰にでもこのくらいの経験あるでしょ?というレベルでドキュメンタリーです。
ぼくがペテン師で嘘つき野郎なのは、この曲に限らずいうまでもありません。
 
9.たとえば朝のバス停で
  今回のアルバムには、この曲を含め ニューオリンズ・テイストを盛り込んだ曲が 多い気がするのですが、ミーターズや、 ネヴィル・ブラザーズなどに凝っていたとか、 何か理由があるのでしょうか?
これは、ある意味、日本のポップス界への挑戦と受け止めていいのでしょうか?
シカオさん
A:もちろんミーターズや、 ネヴィル・ブラザーズ大好きです。
がどちらかというと この曲は、ゴーゴーっぽくしたかった。
なってないけど。ポップス界への挑戦?
そんなもんアルバムの中でこっそりやりません。 やるならまたシングルでやります。(←ココカッコいい) この曲は、書けてうれしかった。
どこにでもある単純な言葉で、自分の世界を人に伝えるのは難しいのです。
突拍子もない言葉なら誰の手垢もついてないし、
すぐに自分のものにできる。
でも、この曲のように
ふつうの言葉、ふつうの風景、普通だらけの要素で
自分の世界を創れた時は、
飛び上がりたいくらい、嬉しい。
前作の「ふたりのかげ」もそうでした。
 
11.木曜日、見舞いにいく
 
Q.これほど寂しく、複雑な感情の歌を
聴いたことがありません。
現状を達観できないし、あれらめることも出来ない思い。
でも、必ずやってくる別れの歌ですよね?
どうしてこのような別れの歌を
歌として残そうと思ったのですか?
また、どうしてこの曲であルバムの幕を閉じようと思ったのですか?
 
A:ぼくのなかでは、この曲は、
「SPIRIT」と同時に創ったので完全に二曲一対。
それゆえ「SPIRIT」と同じく、とても正直な心情が出ていると思います。
”死”というものを安直に歌にするのは、
ぼくにはとてもできない。
思いつきやストーリー作りで
書けるものじゃなし、
体からにじみ出たものしか言葉にできないです。
このテーマは、逆に言えば
そこが作詞家として、ミュージシャンとしての
ぼくのアマさでもあるのだと思います。
この曲が”寂しく複雑な感情”に聴こえるのは、
頭で考えて創ってないからだと思います。
 そして、この曲は、最後以外には、ありえないでしょう。
曲順がどうであれ、この曲は、最後です。 
 

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